懇親会での日本酒
絶賛不定期更新中
 
今年の方針
 高価な酒は美味しくて当たり前。
 しかも,せっかく気に入っても,頻繁には味わえない。
 そこで今年は,自分のためにお土産として買って帰れる銘柄を用意します。
 基本的に1.8 Lで\2,000~3,000で販売しているものばかりです。
 1本だけちょっと豪華なものも用意します。
 
日本酒は嗜好品
 好みは人それぞれ。
 偉い先生と感想が違っていても,全然かまいません。
 正解はありません。自由に味わいましょう。
 あなたの好みに合う銘柄が必ずあります。
 
日本酒を味わう 入門編
 これからの長い人生を豊かにするためにも,日本酒を味わう手順を学んでおきましょう。
 利き酒には何段階かの正式な手順がありますが,ここでは初級者のための4段階だけを示します。
 1. グラスを口に付けたら,口を開けずに鼻から息を吸って香りを楽しみます。これを上立香(うわだちか)といいます。
 2. 少量を口に入れ,舌全体にからませます。味を楽しみます。
 3. 口を開けずに鼻から息を吐いて香りを楽しみます。これを含み香(ふくみが)といいます。
 4. 飲み込んで,後味を楽しみます。
 ゆっくりと実行しましょう。
 1.と3.,2.と4.の違いが分かるようになったら,もう中級者です。銘柄によっては違いがそれほどないものもあります。
 上手に実行するには経験が必要です。できれば,新潟に来られる前に練習しておきましょう。
 
日本酒の基本特性
 代表的な二つの特性を解説します。
 あくまでも目安に過ぎないことをご承知置き下さい。
 
  日本酒度
 比重計で測定します。
 糖分が多いほど比重は大きくなり,甘口になります。比重計は浮き上がるので,目盛りはゼロよりも下,すなわちマイナスの値を示します。
  辛口といわれる酒は糖分が少なく,比重は小さいので,比重計は沈みます。すなわち,目盛りはゼロよりも上で,プラスの値を示します。
 
  酸度
 有機酸の量を示します。
 酒10 mL中に含まれる酸を中和するのに要する0.1 mol/L NaOH溶液の体積(mL)。
 酸度が高いほどキレやコクが増すと言われています。
 
  味との関係
 日本酒度と酸度のマトリックス図から大まかに味が分類されています。
 新潟の酒は「淡麗辛口」が特徴です。
http://blog-imgs-37.fc2.com/a/l/a/alaska2501/gurahu.jpg
 
和らぎ水は必須アイテム
 日本酒のアルコール度数は15~16%。続けて飲むと舌が麻痺してしまい,味が分からなくなります。
 せっかく美味しい酒なのに,それはもったいないことです。
 グラスの酒がなくなったら,同量の水を飲んで,舌をリフレッシュしましょう。
 その水には「和らぎ水」という名前があります。洋酒で chaser と呼ばれるものと同じです。
 名前があるということは,古くから知られていたということ。日本酒を飲むときの伝統的な作法です。
 蔵元が提供する細かなこだわりを逃がさず楽しまないと,もったいないですよ。
 
まだ純米酒にこだわる?
 純米酒ではない清酒には醸造アルコールが加えられています。
 これを増量目的のまがい物のように忌み嫌う人がいます。米だけから作るのが本当の酒であると。
 まるで,肩書きだけを見て人物を見ようとしない状況に似ていますね。
 刺身を食べるときに,魚本来の味ではなくなるから醤油は使わない。わさびも付けない。そういう人はいますか。(いるかもしれませんね)
 本醸造酒は醸造アルコールの使用上限が定められており,増量に効果的ではありません。
 では,何が目的なのでしょう?
 純米酒には,欠点や難点はないのでしょうか。
 そこに答えがあります。
 誰がなんと言おうと,自分で飲んでみて美味しければ,それでいいのではないでしょうか。
 どうぞ心行くまで官能試験を実施して下さい。
 
新潟の酒
 新潟県は上越,中越,下越,佐渡の4地方に区分され,地域ごとに味の特徴があります。
 新潟の酒を特徴付ける要因として雪解け水が関係してると言われています。豪雪があればこその美味しいお酒です。
 雪解け水の科学的な特徴は何でしょうか。2点あります。宿題にしておきましょう。懇親会の会場にて,私に尋ねて下さい。
 
日本酒リスト
 今回は主に本醸造酒を選びました。
 すべて常温でお出しします。
 
 
 蔵元が公開していないデータについては 日本酒物語 を参考にしました。
 
by 実行委員会の中の自由な人